お笑い某国営放送「地震報道」を考える

正式名称はNHK放送文化研究所2012年研究発表とシンポジウム
東日本出し新サイトメディア。

リサーチャーの私としては午前の
「海外メディアは東日本大震災をどう伝えたのか」
「東日本大震災で日本人はどう変わったのか 」を聞きに行ったのですが、
午後のパネルディスカッションがあまりに面白いので今日はそちらの話で。

シンポジウム「命を救う情報、メディアを考える」
司会者は文研の副所長さん。うまい!僕が今までに見た中では
「まとめる」という一点については天下一。さすが国営放送。

パネラーは
防災心理学教授
ジャーナリズム学科准教授
岩手放送 報道局長
岩手県総合防災室特命参事(自衛隊出身のスペシャリスト)
NHK理事 の6名

大震災祭にNHKがどんなに役に立ったのかをディスカッション、
VTR、パワポプレゼンする。

でも、当たり前なんだけど
震災の直後は、被災地はほとんど全地域が停電。
テレビなんか見れない(笑)。ラジオが役に立った。
と、岩手から参加の二氏が繰り返し言ってるのに。

途中からどうも違和感が、なんでネットのことを話さないの?

被災者にどう伝えるか、って、ケータイ!スマホ!の世界でしょ。
どうしても認めたくないらしく、「ワンセグ」が頑張った。と理事。

大学の先生も「携帯出来る機器」とか気を使いまくりのしゃべり。

さすがにひとつのパートの話題に
「ソーシャル・メディア」が話題に。調査によれば数が少なくて
デマや誤報が多いとブツブツと。

あのさ、ネットって「ツイッター」と「FACEBOOK」の二つだけで出来ている
んじゃないんですけど(笑)。
NHKもホームページ持っているでしょ。第一、ツイッターアカウントだってある。
大体、パネリストの中にネット関係者ゼロ。

思うにそっちの話をしたくないんだよね。だってサイトからは視聴料が
取れない。みんながサイトを見に行っちゃって本放送の視聴率が低い
のではまずいのだろうか。

地震があってから津波までは30分~60分で大津波が来る。
被災地は停電でテレビが使えないことを前提に議論をしなくちゃいけない。

ラジオは小さくて持ち運びが便利だ。
ネットはwifiもしくはネット回線が使えていれば 命綱になる。

NHKの立場からすればテレビでお役に立てたいのでしょうが、
震災直後から 2時間は無理。
だからこそ、ネットとの協働の中で命を救って欲しい。

大洗の奇跡と呼ばれた地域放送がある。市役所から津波を見つけた
町長がとっさに「退避命令!」を繰り返した。本当は法律上は命令はできない。


ちょっと長いのですが、第三波は4.9メートルの津波。これで市民の
死者がゼロだった。まさに奇跡です。6分前後の動画と最後の静止画を
見ていただければ十分です。

最後に、今回の震災を教訓にした、新しい架空放送が流れた。

マジ、怖いっす。
「ただ今すぐに逃げてください。決して戻ったりしないでください。
東日本大震災のことを思い出してください!」

NHKだけが頑張ってすむ問題じゃないでしょう。行政もネットも
市民もとにかくいろんな人を巻き込んで、あんな悲劇を繰り返さない
ようにしよう。心からそう思った。