スポーツとテレビ中継

男子プロゴルフトーナメント
とおとうみ浜松オープン
トーナメント未勝利の小林選手が接戦を制止、石川遼プロをプレーオフの末破って優勝した。
(ちなみに優勝と2位では賞金が1000万円違う!)ryo ishikawa
珍しくテレビ中継を見てしまったが、最後までハラハラ、ドキドキでした。
この中継をしたのが「BS6」。bs-tbs.gif
 
生中継でした。
ゴルフのプロトーナメントの地上波放送はほぼ、録画中継される。
地上波では16:00くらいに中継が始まり、17:30くらいに終わる。
実際のトーナメントは遅くとも16:00くらいには終わっている。
ネットを調べれば大会の結果はすぐにわかる。
主催者とテレビ局はあちこちに圧力をかけて、テレビ放映終了まで
優勝者が誰なのかをオープンにしないようにする。
セコイ!
今日のようなプレーオフになるかならないかという展開もテレビの尺から
判断できる。17:30分を超えて番組が延長されることが無いからだ。
今日の一騎撃ちは、文句無く楽しかった。
プロのトーナメントとしてはセッティングが易しかったようだが、
プレーオフに入った二人のスコアは20アンダー。
4日間で毎日67で上がらなければならない。プロは凄いのだ!
いつもの編集済み中継を見慣れているため。いくつかの発見があった。
・選手は一打一打に物凄く時間をかけてプレーをしている
特にパットは4方向全ての視点から吟味に吟味を重ね打っている。
これは編集済み録画中継ではわからない。
・選手は結構いろいろ話しながらプレーしている
石川選手は打った後に大きな声で叫んでいる。
「ダウン!、ダウン!ダウン!」早く落ちろと言う意味か?
・ミスショットをすると「あ~~~ぁ」とか「ば~~かっ!」とか
叫んでいる。教育上の配慮ですかね。録画中継ではわからない。
・ライブ中継なのでいつ終わるかわからない。当たり前だが
本当にドキドキした。
・プレーオフに向かう選手はカートを使っている。
カートに乗っていいんだ。もちろんプレーオフだけですよ。
最終的にはプレイオフ二ホール目で決着がついた。
文句無く面白かった。
テレビ局は時間と言う絶対的な尺の制限を受ける。
ゴルフのようにいつ終わるとも限らないスポーツの中継はリスクだ。
日曜日の夕方は格テレビ局にとっては一番数字を稼げるゴールデンタイムだ。
そこにゴルフの中継の延長は出来ない。

もともと、プロ野球の中継でもひどいものだ
中継は19:00~21:00。最近はほとんど延長されない。
・試合開始から30分は中継しない
・21:00以降は結果がどうあろうと中継しない。
野球はゴルフよりもさらに読めない。というか、長い(笑)。
「放送終了の時間となりました。なおこの結果は23:00からのニュースをご覧ください」
ふざけんなよ。 [emoji:v-12] [emoji:v-12] [emoji:v-12]
視聴者をなめ、スポンサーの顔ばかり追っているからこういうことになる。
ま、よく言われることであるが、米国なら「暴動が起きる」 (笑)。
そもそもで言えばテレビをナマで見る必然性があるのは、
スポーツとニュースだ。地震速報もありだな。
(実はニュースはビデオで見ても大差はない)
バラエティやドラマは撮り貯めて自分の好きな時間に見ればいい。
唯一、ナマで見る価値のあるスポーツ。それを放棄する民放。
終わってますね(笑)。政治家がUストリームで会見する世だ。
18ホール目で石川が追いついた段階でもう勝利は決まったと思った。
ところがプレーオフに入ってからはむしろ石川選手の方がそれまでの
素晴らしいプレーが鳴りを潜め、ミスを続けた。
石川選手も今季初優勝がかかっていた。
さらに、震災被害者に今年の賞金の全てを寄付する、と宣言した。
プレッシャーがあったのだ。
こんな素晴らしい思いをさせてくれるスポーツは素晴らしい。
民放テレビ局の皆さん。真剣にやばいですよ。
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この頃はよかった、なんていってる場合じゃないと思う。