AKB48という究極のマーケティング装置

「AKB48の経済学」と言う本を出版された。 
上武大学田中教授の話しを聞きました。JMA月次講演。
まずは、経済学の見地から見ると、
そもそも経済学はモノやサービスを消費すると言う前提があり、
「AKB48」のような「ふにゃふにゃ」(笑)したものを検討してこなかった。
しかし、ネットの普及と共にコミュニケーションコストが「ゼロ」に
近づくにつれ
ブログ、ツイッター、FaceBook、ケータイ等を通じてアイドルたちに
触れることが出来るようになった。その結果、世界中でもめずらしい
「AKB48」とファンの間の関係性が生まれた。
もちろんその多くは自己満足と誇大妄想によるものだが、これに経済
=お金がきちんと成り立っている。

先日テレビを見ていたら「したっ!」sita.jpg
とんねるずのバラエティ番組だが
私は好んでこの番組を見ている。笑いには毒が無ければNHKだ。
そこで「AKB48」にあなたたった一人のために歌う権利がオークションに
出品された。落札額はなんと「150万円!」
見るからにセンスがないオタク系の若者だ。
「なんだ結構金持ってるじゃん」と思ったが、多分命金だな。と感じた。
「AKB48」の仕掛けは、 「会いにいけるアイドル」 から始まった。実際に
秋葉原の常設劇場では毎日「素人芸に毛が生えた」程度の学芸会が続けられていた。
それがある曲がブレイクすることで一気に爆発。その年の紅白をジャックした。
ありがちなパターンだが、すぐ飽きられる、と思っていたのだが。
露出は増える一方。
なぜ、飽きられないのか 662dece3505380e23514ce2eebcc47d9.jpg
一つは、非常に多くのメンバーを有していて、飽きられたらすぐに補充可能な
システムになっている。
メンバーは全国で200名くらいはいるらしい。
飽きられたら新しい子をデビューさせる。合唱と適当なダンスが出来ればOK。
この辺はモーニング娘。とも違う。
あの程度の可愛さであれば全国の高校生を探せばいくらでもいる(笑)。
二つ目、ユニットを新しく作り続け、様々なたすきがけにする。
これによってファンはいろいろなグッズを買わざるを得ない。
もっとも、一般の書店で買えるようなものは値を抑える。期待水準を落とす。
これまでに考えられなかったのは
「購入した枚数に対してインセンティブがある」ことだ。
写真集を10冊、CDを10枚買うことには経済学的にはなんらの意味もない。
しかし、握手したり、一緒に写真を撮るために多くない小遣いを使う。

もう一つは
センターで歌うのは誰かファン投票
ソロを歌う権利をかけたじゃんけん大会(代々木第一体育館)・・・理解不能です(T_T)。
トップは誰だ投票 等を通じて
自分が「AKB48」を作っていると言う「幻想」の世界を見せ、
実際にそれはネットと言うまったく新しいコミュニケーションメディアによって強化する。

実際にはもはや「AKB48」は「会いにいけるアイドル」ではなくなっている。
前述のオークション落札男性は、それでも会いたくて150万円を用意した。
キャンディーズやピンクレディとは全く違う。
モーニング娘はその中間生成物。
究極のマーケティング装置が「AKB48」なのだ。
長くなるので続きは明日。
秋元康。侮りがたし。
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聖地アキハバラ。この国はどうなるのだ(T_T)。わかりません!

05/16のツイートまとめ

ryubon

りゅうぼんの日記 http://rresearch.blog103.fc2.com/ ブルーノート東京のチケットが見事に当選。お久しぶりのジョー・サンプルに会える。http://www.bluenote.co.jp/jp/artist/joe-sample/
05-16 19:51

国分寺市、国立市いいね。震災後地盤の強固な武蔵野が人気。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110515-00000001-jct-bus_all
05-16 15:41