bye bye Stieve

アップル社のStieve Jovesが亡くなって一週間が過ぎた。

ニュース番組、ワイドショー、新聞が競って彼の業績を称えた。
NHKのアーカイブに彼が「クローズアップ現代」に出演していた番組を
見ることができた。2001年の録画だ。 SJ.jpg


画面の中の彼は、ちょっとメタボ気味(笑)
やはり、最後の闘病は凄まじいものであったに違いない。
国谷キャスターの問いに淡々と答える。

国谷「コンピュータの今後は産業としては明るくないのでは?」
SJ「PCはこれから新しい時代に入る。最初は産業界の効率化に役立った、
   二度目はインターネットを通じて個人の生活を豊かにした。これから
   三番目が始まる。それはあらゆるものがデジタル化される時代だ。そこに
   おいては様々なデジタル機器のハブになるのがPCだ


これは現在のiPad、iPhone、iTunesで見事に実現している

国谷「”Think differnt”はあまりにも有名なキャッチですが、多くの従業員に浸透させるには?」
SJ「簡単なことです。上司がそうであればいいのです。また、自分のアイディアが顧客に
   受け入れられたり、業界そのものを変えるのをみる事で、自分自身をmotivateさせることが出来ます」

国谷「これからのPCはどんなものになっていくのでしょうか?」
SJ「この数年はインターネットに注力しました。ただ、いまのPCでは感情面を伝えることが
   出来ません。情報や知識にあまりにも偏っています。Appleはtecnologyとhumanityの真ん中に
   いるべきなのです。
自分を豊かに表現したり、音楽や映像を編集したり、そうすることで自分の
   人生が豊かになる。ホームビデオで撮った映像は退屈です。しかし、編集を加えれば感動的な
   ものになります」

驚きました。このときに既にSJはケータイやiPodがPCとは切っても切れない関係にあることを
見抜いています。この収録の後、iPodが発売されました。

すぐに買って感動をした。家の音楽を全部持って出かける!
それ以来私は、Appleの虜です。

初代iPod→第二世代iPod →iPod Touch→iPad
驚きの連続でした。いつも「WOW!すげー!」という感動の商品を提供し続けた。

映像を見終わって「なんでiPadやiPhoneについて触れないんだろう」
はい、おばかです。これは2001年に放送された番組でした。しかし、そのくらい
現在を予測しているインタビューだった。

最後の質問は
「あなたは10年後に何をしていると思いますか?」
SJ「10年後のことなんて想像できませんし、考えないようにしています。せいぜい見通せるのは
   3~4年くらいです。でも楽しいことを追求し続けていると思いますよ。]


奇しくもかれは収録の10年後に旅立った。

私の生活においてiPadとiPod Touchは欠かせない道具と言うか友達です。
SJ、ありがとう。

そしてAppleがこれからも「WOW!すげー!」と思わず叫んでしまう製品を排出する
ことに期待します。

Think different.



God bless you SJ.