新春ヒルズ講演会

という言い方はあまりよくないですね。
Team policy watch (竹中平蔵を中心とした学者グループ)
の新年恒例の講演会に
出てきました。開演の15分前にはついたのですが、すでに8割がたは埋まっていて
中央やや後ろの席を取るのが精一杯。非常に人気者ですね。
竹中平蔵 (元金融財政大臣)
ロバート・フェルドマン(モルガン・スタンレー日本代表)
加藤寛一(かなりご高齢になられましたねぇ)
高橋洋一(今回はこの方の話を聞きたかった 元財務省 現東洋大学教授)
その他 いわゆる竹中先生仲良しチームでした。
前半:経済 後半:政治
とセクションが二つに分かれていました。
今日は前半部分だけ
まず基本認識として
・今が世界にとってまさに100年に一度の危機であるという認識は同じ
(そんなこと聞かなくても毎日、新聞に書いてありますよ)
・成長がなければすべてがうまくいかない
・しかし、2009年に関しては欧米はかろうじてプラス成長、日本はマイナスに
・金融政策をもっと出動すべきでマイナス金利政策も必要
(これは説明が必要ですが、実質ゼロ金利で資金を市場にあふれさせれば
結果的にインフレとなり、マイナス金利にすることが出来る)
・米国の住宅市場が正常な状態になるまでにあと2~3年はかかる
・結果的に2009年は非常に厳しいものになる

ここまでが基本認識
その上で守らなければならないもの
・雇用、消費者、年金・医療、地方、職業
改革をしなければならないもの
・教育、政府、税制、経営、土地(?)
2009年は総選挙の年。いずれにしても大きな動きがあることに変わりはない。
とにかく官僚と政治家はどうにもならない(全体の基調はこれでした)、
その上で民主党にも具体的な対案がなく政策通も少ない。
いずれにしても大きな節目の年になる。
というものでした^^;。皆さんお話はとても面白いのですが、新しい発見は
マイナス金利くらいでした。(これに関しては近々レポートします)
では、この2009年に何が起きそうか
・米国はオバマ新体制の下、ベストな布陣を引いてきた(ベスト&ブライテスト)
・短期的な経済対策については埋蔵金を使おう
・企業の成長性を重視する施策をとる(法人税が高すぎる)
・分配に関しては格差ではなく貧困を救おう
(司法がおかしい、正社員が手厚く守られすぎているので派遣になる)
・一票の不平等を是正するべきだ
(地方こそ既得権益の権化となっている)官僚と世襲資本家

と順不同に話が展開されました。
とにかく、政治家のレベルの低さと官僚の既得権益でどうにもならない、
というのがチーム竹中の結論でした。
帰りの電車の中で何か釈然としないものがあったのですが、
ようやくわかりました。
これは、新春放談大会だったのです(笑)。
皆さんのおっしゃる事は、まぁ、ごもっとも。
ただし、政治家と官僚の悪口だけを言っても始まらない。
彼ら(政治家と官僚)が呑める案を考えなければ始まりません。
その点で妙に独りで納得しています。いい、何事も経験だ!
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せめて、次の総選挙にだけは絶対に投票しましょうね。皆様。