日本の生きる道

本題に入る前に、実はボーっとしていたので今日まで気がつかずにいたのですが、
マイケル・クライトン氏が66才と言う若さでなくなられました。
 【ロサンゼルス5日時事】クローン技術で現代によみがえった恐竜が次々と人間を襲う恐怖を描いたSF小説「ジュラシック・パーク」(1990年)の著者で知られる米作家マイケル・クライトン氏が4日、がんのためロサンゼルスの病院で死去した。66歳だった。
 シカゴ生まれ。ハーバード大学卒業後、同大メディカルスクールで医学博士号を取得。生命科学の素養を生かしたバイオサスペンス「アンドロメダ病原体」(69年)など初期のベストセラー以後も、日米経済摩擦を描いた小説「ライジング・サン」(92年)、SF小説「タイムライン」(99年)を執筆。日本でも放映された人気テレビドラマ「ER緊急救命室」の製作総指揮を務めたほか、脚本家や映画監督としても多才ぶりを発揮した。 (了)

氏の多才振りには驚かされます。ご冥福をお祈りします。0iStock_000005814241XSmall.jpg
今日は朝日新聞記事から、期せずして同じ日に掲載されたのですが、
社会面「現代の名工」150人
もう一つは「はてなTV」のなかで、日産「ムラーノ」のCMで出演中のクレイモデラー

双方の記事には共通性があります。
「名人業」です。
現代の名工150人には、新幹線の「オデコ」と言う先端の部分を作り続けてきた
「国村さん」
これまでに17種類300両以上をハンマー一本で作る。
厚さ数ミリのアルミ板をハンマーで何度も叩いて湾曲させ、滑らかな流線型に仕上げる
先頭部分は少量生産なのでコスト面や細かな仕様変更への対応力と言った点で機会は
職人技には対抗できないのだという。一人前になるのに最低10年。
(これ以前にNHKか何かの特集で見た事がありました。0iStock_000002514520XSmall.jpg ←この部分です。
もう一つの記事はCMに出演している、クレイモデラーと呼ばれる実寸大モデルを
削り込む「木村さん」。
デザイナーの描いた2次元のデータを3次元に起こしたものがクレイモデル。
基本の形は機械で作りますが、ボディの曲面の実際の見え具合など、感性に訴える
部分は必ずしもデザイナーの意図した通りにはいかない。そこで微調整をするのが
クレイモデラーの仕事。この道35年。上の記事の150人にも選ばれています。

以前にテレビのドキュメンタリーで
「0.01ミリの厚さを手で感じ取る大田区の工場主任」という番組にも驚かせられました。
今後の日本が経済大国として生きていく道のひとつであると感じます。
GDPが世界2位という「量の経済」を追いかけていくのを止めたとしても、
技術立国としての可能性があります。
「環境技術立国」「バイオ技術立国」「投資立国」
そしてこの「名人業立国」です

機械よりも正確、普通はありえないですよね。
木村さんは「同じ形を作るにしても、人によって打つ場所も回数も微妙に違う。
言葉で教えられる部分は少ないんです」と。説く。
実は現代の名工は今回が42回目(知りませんでした)。
ただ、平均年齢63.3歳。失礼な言い方になりますが、あと10年。
残り時間は多くない。

「名工塾」を国の予算で作りましょう。企業から有主な若手を一年、研修させます。
そこの講師になっていただくのです。日々特訓、卒業試験は厳格に。巣立つ名人の卵
からまた名人が生まれます。

2兆円のばら撒きに比べたら、遥かにマシでしょう(笑)。その100分の一の予算で
実現出来ます。しかも明日の日本に通じる。微細技術、実装技術はこれからの
日本の産業におけるキーワードです。
あ、ソムリエの田崎さんも選ばれてました。彼の元で一年間修行ができるのなら
行きますぜ>「名工塾」^^;
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