解散出来ない訳

調査マン(マーケッター)としてどうしても書きたいことが^^;
実は今日の日経にでていただのですが、今まで見落としました。
自民党が独自に実施した衆院選の最新情勢調査で
自民・公明両党の獲得予想議席が従来の調査よりもさらに落ち込んでいた
ことが判明した。images[15]
300の小選挙区ごとに1000名のサンプルの調査
(おそらくはRDDと言う電話での調査、一回の規模は数億円かかります)
9月下旬の麻生内閣発足直後に一回、今回が四回目になると言う。
(その間の経費はおそらく10億円近く)
それによると自民・公明が有利な選挙区は120程度、民主党は170に達した。
比例代表まで含んだ予測議席数は自民180、公明25議席前後と
民主党の250議席と単独過半数を取る勢い。

内閣発足直後の結果では自民党は230超の見通しであった。
これでは選挙は出来ない。
「金融危機」を口実にして選挙の先延ばしを口にする麻生首相。
公明党の太田代表が「先送りしても勝つ見込みはない」と迫ったのは
実は的を得ていたと言うことになります。
結果論ですが就任直後にやるべきでしたね。
この選挙区調査は私自身、十数年前に某放送局からの依頼でやりました。
調査方法等の違いがあると思われるので一概には言えませんが、
基本的に非常によく当たります
しかし、この情報誰がリークしたんでしょう。とっても不思議です。
多分この情報を正式に見られる人は首相、幹事長、選挙対策委員長、実際の調査の取りまとめ
くらいのはずです。誰がどんな目論見を持ってリークしたのか。

不可解です。
選挙といえば、アメリカの大統領選挙が迫って来たました。事前の調査では
オバマ候補の勝利は動かない、と言われていますが、ここに来て「ブラッドリー効果」
と呼ばれる現象に焦点が集まっています。
これは白人は調査の時とは異なり、実際の投票では白人候補者に投票する傾向が
ある、というものです。抜きがたい人種差別のなせる業でしょう。また、教育レベルの
低い白人は選挙調査に協力をしたがらない、というのも過去の調査で観察されています。
(アメリカの選挙調査はほぼ100%電話調査です)興味のある方はかこのバックナンバー
読んでください。なぜ投票日が火曜日なのかがわかります^^;。
結果の判明は日本時間では水曜日になります。
私の予想?地すべり的なオバマ候補の圧勝です。
根拠?勘です(笑)。いい、マーケッターは勘がいいのです^^;。

H&M快進撃が続く

先日のブログで取り上げた「H&M」
開店以来一ヶ月がたつが、今だに一時間半待ち。images[2]
世界32ヶ国で約1600店舗を展開しているファッションブランド・H&Mが
日本に上陸して約1ヶ月半。同社に対する消費者の関心は依然として高く、
国内1号店である銀座店は、現在でも時には最大1時間半待になることが
あるそうだ。その熱狂ぶりをさらに加速させそうなのが、11月8日にオープン
する原宿店。日本初登場となるラインが登場するほか、同日に限定
コラボレーションラインが発売されることもあり、人気を呼んで入るようです。

 
 手頃な価格と最新のトレンドを取り入れた多彩なアイテムで、世界中の話題と
なっているH&Mが日本に上陸したのは9月13日のこと。日本1号店となった銀座
店は、オープン初日に約8300人もの来店者があったそうな。
 2号店となる原宿店は「トレンドやファッションに敏感で、“気持ちが若い”お客様に
楽しんでいただけるお店」(同社広報)だといい、ストリートやクラブシーンなどの
トレンドを取り入れたライン「DIVIDED」を投入。また、世界先行販売となる
コム デ ギャルソンの川久保玲氏との限定コラボレーションラインも各所で話題になっている。images[5]
 「フォークロア」「テイラード」など、この秋冬のファッションキーワードに独自の
エッセンスを加えている同社のアイテムは、高級ブランドのスタンダードスタイ
ルより手頃なトレンドファッションを好む若年層からも注目度が高い。そんな
原宿での新店オープン。
“H&M旋風”はまだまだ続きそうだ。
意外にお感じになられる方がほとんどだと思いますが^^;、私実はファッションに
敏感です。と、言ってももたまの外出に着る服装で、日頃はスーツか、ロングT・Gパン
です(笑)。
で、「コム・デ・ギャルソン・オム」の大ファンであります。
カジュアルとフォーマルの間を抜くセンスにはメロメロです♡。
とりあえず、今週中に一度体験入店を試みます。
マイナスの数字を示す株価ボードを見ていても、健康に悪い(T_T)。images[10]

日経ネット 見出し

23日14:10現在の主なニュース NIKKEI NET
・日経平均、600円超下げ、一時8,000円割れ寸前(13:26)
・円、対ユーロで123円台に上昇 02年12月以来 (12:52)
・アジア株が全面安 韓国は一時9%超下落 (11:57)
・民主・小沢代表が体調不良、インド首相との会談欠席 (11:38)
・“グーグル携帯”米国発売、専用サイトでアピール (11:23)
・日経平均、一時下げ幅600円超 午前終値478円安の8195円 (11:13)
・緊急金融サミット オバマ、マケイン両氏が開催を歓迎 (11:08)
・9月の貿易黒字94%減 対米輸出10%超減、先進国向け輸出が停滞 (11:02)
・ドバイ原油、60ドル割れ 1年7カ月ぶり (10:44)
・NY原油急落、一時1年4カ月ぶり安値 66ドル台に下落 (10:27)
・米下院公聴会、格付け会社に批判集中 「商業目的が優先では」 (10:23)
・日経平均、下げ幅一時600円超 (10:10)
・円大幅続伸、一時対ドルで97円台 対ユーロは124円台 (10:06)
・NY株急落、ダウ514ドル安 過去7番目の下げ幅 (10:04)
・IMF、ベラルーシ支援で協議開始へ (10:02)
・ロシア政府系機関、民間企業相次ぎ買収 金融危機で救済 (09:50)
・日経平均、下げ幅一時500円超す (09:46)
・日経平均、一時400円超下げ 年初来安値を下回る (09:30)
・日経平均、大幅続落で始まる (09:11)
・9月の貿易黒字、94%減の951億円 (09:03)
・円、対ドルで一時97円台前半に上昇 対ユーロは124円台前半 (08:44)
・新銀行東京、都の経費の一部負担 (08:11)
・ニュージーランド、1%の大幅利下げ 米国発の金融危機に対応 (07:31)
・スチームオーブンレンジ、健康志向で真っ向勝負・新製品バトル (07:00)
・政府が化学物質管理で新規制 製造・輸入量に報告義務 (07:00)
・追加経済対策、中小企業支援へ時限減税 与党検討 (07:00)
・NY円大幅続伸、対ドルで97円台 対ユーロで一時124円台 (06:36)
・NY原油下落、66ドル台に 一時1年4カ月ぶり安値 (05:30)
・米国株急落、ダウ終値514ドル安 (05:20)

一体何が起きているのか。
今や最強の通貨 「円」

輸出企業は総崩れ(メーカーの想定は1ドル105円)
ドバイの原油は60ドル割れ
ゴールドもストップ安
IMFが管理下に置こうとしている パキスタン、ウクライナ、ベラルーシ、アイスランド、ハンガリー

世界中の先進国が「やれることは全部やる」と言っても効果は一週間程度(T_T)。
なんとなく拡がった不安の連鎖には歯止めがないのか。
一人蚊帳の外、日本では、地銀が危ない(手を出していたんです→CDS)。
大いなる悲観は大いなる楽観に通ず
この言葉を信じたい。まさに祈るような気持ち
誤解をしていただきたくないのは1929年の大恐慌みたいなことには
ならない。世界中が24時間モニタリングをしている。危ないところには
資金をすぐに注入する。IMFも即応体制。ただし、規模が大きすぎるのです。
規模と時間との勝負。
<更新>24日、10:30現在 358円安 8102円 ドル円 97.26円
<更新>24日10:54 グリーンスパン議会で証言 自らの誤りを認める
【ワシントン23日時事】グリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)前議長は23日、下院政府改革委員会で開かれた公聴会で、低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローン問題に端を発した金融危機に関連し、融資監督で議長時代に「過ちを犯した」と語り、政策運営のミスを認めた。
 2006年1月まで18年にわたりFRBを率い、「マエストロ(巨匠)」と政策手腕を高く評価された前議長だが、サブプライム問題が世界的な金融危機に拡大する中で、議長時代の低金利政策や、規制を嫌って野放図な融資を放置したことが問題発生の原因になったとして、批判の矛先が向いている。
 同委のワックスマン委員長(民主)が「サブプライム融資を過熱させた無責任な慣行を止める権限が当時のFRBにあったのでは」などと追及したのに対し、前議長は「(規制よりも)金融機関の自己利益追求が、(結果として)株主や株主資本を最大限に守ることになると考えた。過ちを犯した」と答えた。
 また、企業の破綻(はたん)リスクを売買するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)を規制しなかったことも、「一部間違いだった」
と述べた。(2008/10/23 08:51)
今更こんなこと言われてもねー(T_T)。
やはりディーラーはどれだけ儲けても、最後の一勝負で全てを失う。
<更新>午後の寄り付き あっという間に8,000円台を割り込む 7864円
誰が売っているのか?(T_T)

ラストメール

この題名で「ピン」と来たあなた、テレビっ子にも程があります(笑)。
BS朝日オリジナルドラマ  毎週木曜日よる11:00~11:30 10月16日スタート
 
ラストメール
実はこの番組で非常に面白い試みがなされています。
物語そのものはそれほど奇抜なものではない。主人公は「飛鳥凛」さん(宝塚みたいな芸名)。
主人公の彼氏が突然消息を絶つ。部屋を訪ねると見かけない「ケータイ」が
そのケータイに届くメールを頼りに彼氏を探そうとする。が、そのケータイは
死者が「思い残したこと」の代行を依頼するメールである事が判明する。

が、ここからが面白いと、言うか私もまだ見ていないのですが^^;。
事前に登録 しておくと、物語の進行に合わせて登録者のケータイに番組
と同じメールが到着する。番組と同時進行です。

一回につき数通のメールが届く。(私も登録しました)  m.jpg  ←もしかしたら怖いかも^^;
ただ同じ内容ではつまらない。
「テレビよりも詳しい内容が書かれた」
「主人公がすぐに見られなかった」
メール。
様々な工夫がなされているらしいが、内容は見てのお楽しみ。
より深く番組に関わって欲しい、テレビ局のアイディア(特許出願中)
優れているのは、これだけではない。
放送日の夕方にメールを届ける事によって、視聴を促すメールを送る。
この仕組みは優れている。
HDDに録画したのでは意味がない。まさに番組と同時体験する事で
面白みが増すからである。
テレビ局がようやく反攻へ。
既に第一回が終了してしまった(T_T)。
第一回は、
「見知らぬ男性からのメール。訪ねてみると既に5日前に亡くなっていた。
見知らぬ妻子に白眼視されながらも、依頼されたパソコンのHDから
あるファイルを消す(これが実はHなビデオ)(笑)。さらにそのパソコンには
妻に当てたラブレターも」
 と言うことで一件落着だったそうです^^;。
(身に覚えがあるなぁ)(恥^^;)。>Hビデオ
さぁ、今週木曜日みんなで見てみませんか?ラストメール。
中高校生、大学生、ケータイゼネレーションでブレイクする気配。

有楽町で逢いましょう♪

有楽町が変わった。
有楽町イトシアが開業一年を迎えた。
初年度の動員目標1000万人に対して、1300万人の来場者images[8]
近頃にしては珍しく景気のいい話。
来場者の多くは20代~30代の女性。
どうもこれまでは動線がなかった「有楽町」と「銀座」の橋渡しをしたことが
原因らしい。
イトシア、マロニエゲート(新規)→銀座インズ、プランタン(既存)→銀座ブランドショップ(新規)
新しい動線を作った事が、成功の要因の一つであると考える。
その中でももっとも大きな役割を果たしているのは「マルイ」である。
marui.jpg
若い頃^^、散々お世話になったマルイ。今は足を踏み入れることはない。
実はこれがマルイがかかえるもっとも大きな問題であった。
ファースト・カードには成り得るのであるが、いつのまにか卒業をしてしまう。
(ファースト・カードという強みを活かせていないことになる)

先日書いたDRILLが再び登場。
「Big ieda」 として 「Fashion Card」と位置づけが
しかし、これと言って差別化の要素はない。
目を付けたのは、カード発行の最新機器を全店が備えていたこと。
(マルイは設備投資には熱心だった)
これです。EPOSカード。←クリックしてみてください。
なんと100種類のデザインから自分の好きなカードをその場で作れる。
これ結構笑えます。
私が気に入ったのは、「印籠カード」と「カセット・テープ」カード。年がしれますね^^;。
これが当たった。
また、有楽町駅近辺を美術館にしてしまおう(DRILLお得意)。
もう一つ行った事は、「接客」の徹底。
接客は距離が難しい。その距離感を研修を通じて鍛えた。
←基本中の基本に立ち返った。
有楽町駅から銀座3丁目まで
居並ぶブランドショップimages[9]
 「ミキモト」「デビアス」「カルティエ」「ブルガリ」「シャネル」いつの間にか銀座のど真ん中。
景気低迷何のその。
三越、松屋はこのチャンスを活かせない(T_T)。

資本主義は嫌いですか

私のブログに書いていただいたコメント
「資本主義は嫌いですか」は面白いよと、
日本経済新聞出版者 竹森俊平著 1800円(税別)
この週末を使って読破しました。ちょっととっつきにくいところがあるが、
読後は「目からうろこ」
そうだったのか(T_T)。二年も前にある会議ではこの日の訪れを認識していた。
サブ・プライムに始まる、今回の「金融危機」。様々な記事やレポートを読んだが、
ここまで経済学を使って、きちんとした整理をされた本ははじめて。
第一部は頻発する「バブル」とその「リレー」を経済学の理論を使って明らか
にしている。バブルそのものは全体経済にしてみれば必ずしも「悪」ではない、
ことを証明している。とっつきのよくない経済理論を高校生にも分かるように
説明している。

個々の金融機関レベルでの金融技術革新(金融工学)の急速な進展が
金融市場全体としてみれば、同一的行動と過度のリスクテイキングを引き起こした、
のが今日である、とする。
第二部が圧巻.。2005年夏に行われた世界の中央銀行幹部による
会議録の解説である。それぞれの議論と質問を通じて、実は今日の
「金融危機」は共通の認識を得ていたことが明らかになる。
サブ・プライムはとっくに予測の範囲内であったのだ(T_T)。
サブ・プライム危機が起きる二年前に、今日の金融政策の主役達は、この次、
「金融危機」が起こるとしたら、それがどのような原因によって起こり、どのような性格の
もので、、どのような展開をたどるかと言うことを、ほぼ完全に予見していた。
特に彼らは、それが「流動性」の危機として発生すること、それゆえ中央銀行にとって
「流動性」の供給が第一の任務になるであろうことを、完全に認識してた。さらに、
(中略)もしかしたら個別の「金融危機」機関に対する流動性供給さえ、危機が深刻に
なることも予見していた(本文より)

それなら早く手を打っていれば、と一悶着付けたくなる。
著者は
「この認識があったからこそ2008年の8月に始まった危機に対してスピーディーな
対応が出来たのだ」と、する。

また、当局者達は「周囲が市場原理(バブル)」に踊っている最中に曲を止めるような
ことは出来なかったのだ(またしても今回も)、と説く。総量規制が日本のバブル崩壊
につながり、そこで懲りたあまりに収縮経済に陥り、結果的に10年にも及ぶ景気後退
に結びついた。それと同じことは出来なかったと言うことである。
(また、警鐘を鳴らしても誰も聞く耳を持たない状態であったのだ)。
「サブ・プライムの危機で明らかになったことは、乏しい自己資本の下で、短期で
借りて、長期の貸し出しにまわすと言う商売をすることこそが、金融危機の原因
だとする、古くから知られた真実である。それもあらゆる金融業態で・・・」(会議
出席者のコメント)
 ←今更言われてもねぇ(T_T)。
さて、根が深く、しかし決して今回はじめてであったと言うものではない今回の
「金融危機」。過去の危機に比べて違うのはスケールだけである。金融工学と
レバレッジのせいで、規模がとてつもなく大きいのである。
読後は軽い疲労感と、今回の現象への理解が多少深まった軽い充実感と
、今後の展開に対するぬぐえない不安感が残った。もしかしたらこの会議も
生存バイアスではないのか?(と、一抹の不安も)^^;
お奨めの一冊です。

メールは文書よりも嘘つきか^^

19日付け 朝日新聞
電子メール「うそ」1.5倍
メールを使った場合、手書きの文書に比べて嘘をつく傾向が約1.5倍になった事が
米リーハム大などのチームの実験で分かった。
嘘がばれた場合、手書きの文書は責任が問われやすいなどと感じるためらしい。

実験は以下の通り
1、調査対象者に「仮想的」な賞金として89ドルを渡す
2、別の人と二分割するように指示
3、相手は、「あなたがもらった額が5ドルから100ドルのあいだと言うことしか知らない」
対象者は
私は何ドルもらったので、あなたの分け前は何ドル
という内容の連絡を電子メールまたはペンと紙で行った
賞金の分け方で嘘をつくことが多かったのだが、
メールの場合92%が嘘
ところが
ペンと紙「文書」の場合は64%であった。
また金額は
メールの場合、自分がもらった金額56ドル(平均)、相手に渡す金額は29ドル(平均)
文書の場合、 もらった金額は67ドル、相手に渡す金額34ドル

調査実施者は
「電子メールは嘘をつきやすくなるだけではなく、嘘のつき方もひどくなる傾向がある」
職場での電子メールによるコミュニケーションでは仲間同士の信頼関係が大事だ」
と述べている。
ふ~~ん。
紙とペンで何かを行うという行動そのものが非常に少なくなっている。
頻度は極端に低いが、例えば各種の契約書(不動産、借金、何らかの申込書)等非常に
公式(おおやけ)の場に限られてきている。それだけ希少な場面に限られる。images[11]
この実験調査の被対象者は、この大学の院生であるが、おそらく今までに手書きの
公式文書を書いたことがなかったのではないか。

むしろ、メールでは普通の感覚で、紙とペンでは「いつもと違う感覚」
が過少申告をさせたと考えることも可能である。

この実験であるが、電話と直接対面も比較対象として欲しかった。
嘘をつく確率では
対面 < 電話 < 文書 < メール
の順番になるのではないか。
(電話と対面の場合は両者の関係性によって大きく結果は異なる)
文書はリアルタイムに相手と接触する必要がない。
この順番は「嘘をついている」
事がばれにくい順番になっているだけである。

すると、メールを取り立てて「嘘をつきやすい」と断じるよりも、コミュニケーション手段
による、嘘のばれ方の違いと見る方が自然なように思う。
特に「電子メールの弊害」と読むべきではない、と感じる。
これが今のケータイメール社会にも当てはまるとしたら、メールの中身は
吟味して読む必要がある。いやはや(ーー゛)。

LICCA II

昨日の日経平均もひどい事になっていますね。
まぁ、いくら買い増しをしても、パニックを起こした外国資本が売りまくっているのですから
止まりません。月曜日の高騰は誰の目にも分かった。その後はどう読めば良いのか?
各国政府が取った手段がまだ不十分だと考えているのでしょうか?
私は今回の「ステートメント」は精一杯の事をした、と、思います。
ただそれでも、止まらない。市場は施策は不十分な規模だと考えていると思います。
一昨日のNewsLetter32号でも書きましたが、まだ明らかになっていない暗黒部分が大きすぎるのです。
これでも足りない。市場がそう言っているのだと思います。
さて、昨日のリカちゃんの続きです。
070527[1]
↑ミラノです。
DRILLという会社がタカラ・トミーの依頼を受けて、全てのプランニング、予算管理を行った。
マーケティングの進め方として
①顧客との課題の整理と一体化
②ビッグ・アイディア(核となるアイディア)今回の場合「LICCAの復活」
③実施(クリエイティブやメディア展開を含む)
(※ここまでだとそれほど従来と変わらない、これを徹底的にやる事が大事)

その上で、
従来型の広告  < クロスメディア < コミュニケーション 
消費者はパートナーだと考える視点に経つ(ターゲットでは戦略になってしまう)。
そのうえでLICCAケースでは「ブログ」を通じてCGMを醸成した。
都合208日分のブログを用意し、なおかつその写真を撮りに全世界を駆け巡る。
こんな面倒な提案は従来型の代理店には出来ないですね。
決してマス・メディアを否定しているわけではない。
事実テレビCMや新聞広告にも出稿をしています。
ただ従来的な告知しっぱなし広告ではなく、パートナー(20~30代のママ)とのコミュニケーションを
大事に考えたというところが新しい。クロスメディアです。


LICCAのブログ
をみていただいて少し下にスクロールして見てください。
左下のリンク先が素晴らしい。
商品情報、無料特典(カレンダー)、イベントショップ、絵日記コンテスト
「リカちゃんの女の子レッスン」「「この国の挨拶を覚えよう」など等。

これに若いママ達が夢中になった。
DRILLのコアベネフィットは何か?
「アイディア」→ビッグ・アイディア
「スピード」→ワンストップ この会社の中で全てをやる 部門間調整などない
「実施力」→208日分のブログ、現地写真撮影

講演会だったので広告代理店の人達もたくさん来ていた。
中には質問をする人もいて”すごくうらやましげ”にしているのが印象的でした。
プレゼンの時の決まり文句は、
「私は医者です、あなた(クライアント)は患者です」
凄い自信ですね。ここまで言い切ってみたい^^;
時間がなくてきけなかったのですが、
つぎの「LICCA」はどこに行くのか。どうする永遠の小学生(笑)。
071011[1]
↑京都にて(笑)

LICCA WORLD TOUR

女性はご存知かなぁ^^;
ご存知「リカちゃん人形」です。images[3]
タカラ・トミーの商品。女の子であれば一度は手にした、もしくは記憶があるはず。
40周年を記念して何かをやろうかと、
しかし最新の調査結果は芳しくない。
認知はほとんど100%、しかし80%は古臭いイメージ。

無理もない。デビューは1967年、世界観が古い。
(高度経済社会の真っ只中で生まれた)
結婚、出産、戸建て、良妻賢母のイメージを引きずっている。
ブランドを再度輝かせる事ができるのか
企画されたのは「LICCA WORLD TOUR」
全国の新聞の1ページ広告
「リカは旅立ちます」 →ブログ  ←これ是非みてください
9カ国を回るめぐる旅の始まりです。
フランス→イタリア→LA→ニューヨーク
→ハワイ→ナイロビ→上海→京都→ロンドン→ヘルシンキ

ま、そこでいろんな経験をするのですが、これが結構面白い。
お買い物から観光、グルメ、オペラ観劇、モデル体験、エステ、サーフィン
ジャングルクルーズ、座禅、京女の修行、パンク・ロックバンド、オーロラ体験

071202[1]
と、やりたい放題(笑)。これだけで結構楽しめます。

当然写真に写っているのと同じ衣装をメーカーは準備をします。

(全部で20種類くらいあるそうです)
ブログを使った理由は「若いお母さん達」がターゲットだったから。
評判が評判を呼び、アマゾンでアフィリエイトNo1になったそうです。

で、めでたく売り上げも18億→24億へジャンプアップ
これは実は「日本マーケティング協会」であった勉強会のケース・スタディ
としての講演の内容でした。
「マーケティング戦略としてのクロスメディアを考える」
非常に刺激的で面白い。
やはりこういう提案は大手代理店では出来ない。
DRILLと言う会社です。実は電通とADKが一緒に作った会社ですが。
これまでにないマーケティングアプローチを取っています。
Advertising < Communication < Innovation
と言う仕掛けを中心としている。マスメディアを否定するものではないが、
「ハイ、テレビ打ちましょう、新聞やりましょう」と言うようなアプローチではない
ブログは毎日更新(T_T)、シナリオは全部準備段階で出来ていたそうです。
それも凄いけど、上記のページに非常にきれいな写真が出てますよね。
これ、全部現地ロケだそうです!!
071223[1]
非常に刺激的なのであしたも続きます。

ようやくアップしました。m(_ _)m。

送ればせながら、ようやくアップしました。m(_ _)m。
こちらからご覧ください。
今回は「金融危機」。まだ討論が真面目にされていない暗黒部があります。
G7の声明にも、昨日のブッシュ大統領の「特別演説」にも市場は反応しませんでした。
日本、オーストラリア、韓国。(同一時間帯で比較ができる市場です)
お読みになられて方からの、感想、反論、賞賛(笑)、をお待ちしております。
ではでは~(^^)/~~~

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