納豆の悩み

6月25日のブログで 納豆の慟哭と言うテーマでマーケティングの継続性
の重要性について、論じた。
いかにして価格競争に持ち込まずに、競合メーカーの追随を許さないマーケティング戦略
を展開するか、が重要であると、書いたつもりでいる。
7月24日付の朝日新聞、経済面に悲しい記事が出た。
大豆高騰、納豆は下落-ブーム冷え供給過剰
「納豆一パック68円」今月中旬、都内のスーパーがチラシに載せた特売価格だ。
納豆は安売りの常連。「供給過剰だ」。水戸市の納豆会社社長が断じる。大手が
健康ブームを追い風にして設備投資したが、需要が伴わなかった。納豆は上位6社が
シェア7割を占める。最大手おかめ納豆が04年に新工場を建設、2位のミツカンが
00、02,07年に新工場を稼動。設備投資した以上は稼働率を上げる必要があり、
それが無理な「押し込み販売」につながった
。(記事から引用)
納豆そのものの市場も急速に萎んでいる。
02年、1562億円→07年、1387億円
この間には、「あるある大事典」images[33]
による捏造もあり、市場を冷やした。
ここまで来てしまった市場。ミツカンはここで何をなすべきなのか。
正直、手がないと言うのが本音ではないのか。
技術革新と簡単には言うが、画期的な技術革新がそれほど簡単に出来るわけではないし、
また作ったとしても、それが消費者の知覚品質に認識されるものであるのかは
かなり壁が高い。

そうなると、生産コストの引き下げか流通の効率化が次のテーマとなる。
生産コストの引き下げには原料である大豆の高騰が水をさす。流通は
納豆が遠距離でも配送しやすいと言う本来プラスであるべき物性が足を
引っ張る。
CMを増やしても効果は一時的である。
八方塞(ふさばり)ではないか(T_T)。
こうした業界は実は非常に多い。そこで競争力を高めるために打った策は、
M&A
である。量のメリット、コスト削減のメリット、物流のコスト削減。
納豆の業界もここに進む以外道は険しいのではないか。
その場合一番資金力があるミツカンがどこにしかけるのか、ということになる。
3位のタカノフーズ、4位のクメ・クオリティ・プロダクツは非上場ゆえTOBは
難しい。話し合いに寄る統合しかない。
この業界がどう変化していくか、納豆のように粘り強く継続的にみて行くことにした。
だが、今日はここまで^^;。中途半端だが、時間がない(赤面)^^;。
書き終わった後、ふと紙面を見ると「東京海上、米損保を買収」5000億円、過去最大級。
国内は飽和状態、海外市場に活路
とありました。納豆も輸出かぁ(笑)。