05はセカンドがお奨め

昨晩のワイン
ch ラフルール95images[29]

<パーカーコメント>
これもまた、恐るべきラフルールだが、見事なほど内向的なタンニンの怪物で、このヴィンテージの
どんなメドックものよりも長く寝かせなければならないワインだろう。非常に濃い黒から紫の色合い、
ブラックベリー、ラズベリー、チェリーの果実の香気を含む、まだ閉じてはいるが先の楽しみなノーズ。
このアロマと混じり合っているのはまぎれもなくミネラルの豊富なラフルールの畑の香りである。
フルボディで、痛烈にドライで、収斂(しゆうれん)性のタンニンがあり、層を成した重みのある
感覚が口の中に残る。20年前なら私は待ちきれずにこの若いクラレットを買いに走っただろうが、
今ではあと20歳若かったらと思いながら、これを賛美するだけで満足しなければならない。これは恐る
べきワイン、桁(けた)外れのワインだ。ああ、そして、これほどすばらしくなることが分かって
いながら、来世紀の20年が終わる頃にこのワインが飲み頃になるのを、私は見届けることができない!
 飲み頃予想:2020年から2050年 最終試飲月:97年11月
講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』

の、セカンドを飲みました^^;。
上級キュベはとんでもない怪物のようですが、「パンセ・ド・ラフルール」です。
セカンドはまさに飲み頃でした。images[9]
上のラベルとちょっと違う(笑)。お値段は5倍くらい違います。
きれいにタンニンが溶け込んでいて、抜栓から30分でピークに。
似たような体験をchモンローズ90でした事があります。
<パーカーコメント>
1990年のモンローズは、その信じがたいほどの複雑さと重々しい個性をはっきりと現した。特に嬉し
かったのは、1997年3月にロンドンで講演した際に、強豪(シュヴァル・ブランの1989年と1990年、
ピション・ラランドの1989年と1990年、セルタン・ドゥ・メイの1989年と1990年)の居並ぶなかで、
1990年のモンローズが400人近い英国の試飲者の圧倒的な支持を得たことである。このワインには
著しい豊かさがあり、際立ったノーズは甘く、ジャムのような果実味、溶解したミネラル、新しい
鞍革、グリルしたステーキを思わせる。口に含むと、莫大な凝縮感、エキス分、大量のグリセリン
、甘いタンニンが、するすると口の中をすべり抜けていく。これは巨大で、肥え太った、恐ろしく
素質に恵まれたワインだが、まだ殻に閉じこもって幼年期の肥えた感じを落とし始めていないため、
比較的近づきやすい。それ自体別格とも言える1989年を顔色なからしめるほどの出来である。
1990年はあと10年はセラーで寝かせる必要があるが、25年から30年、ひょっとすると40年から50年
は持ちこたえるかもしれない。最終試飲月:97年3月
講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』
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                             ↑モンロー違い(笑)。
で、数年前にこのワインをあけたのですが
「渋い、濃い」色は「墨」のよう。
即座に飲むのを止め、放置しましたがようやく飲めるようになったのはなんと5日後。
で、変わりに飲んだのがセカンドの「ラ・ダーム・ド・モンローズ」90.
上記のラフルールと同じですが、セカンドはまさに飲み頃でした。

2005年のボルドーは物凄い値上がりで、5大シャトーだと10万円を下回るオファーはありません。
たぶん、これを買っても飲み頃になるには最低20年はかかると思われます。私は05年はとっくに
あきらめましたが、「セカンド」を探す事にします。それでも多分、飲み頃は2010年~くらいだ
と思います

ボルドーの5大シャトーをちょこっと調べてみました。
ラトゥール2005 145K  レ・フォール・ド・ラトゥール 21K
マルゴー2005 120K  パビヨン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴー 13K
ラフィット2005 126K  カリュアド・ラフィット 18K
ムートン2005 105K  ル・プチ・ムートン 18K
オーブリオン2005 120K  バーン・ド・オーブリオン 14K
セカンドも十分に高い(T_T)。ですが、何とかワインの値段です^^;。
5大シャトーのワインは素晴らしいのでしょうが、買えません。
繰り返しになりますが、今2005年の5大シャトーを飲んでも、おいしくありません。
これくらいの値段は、どうってことないよ、とおっしゃる大富豪様はお買い求めを
お奨めしますが、飲み頃は少なくとも20年後です。
これから5年~10年くらいまでに飲むのならセカンドがお奨めです。
ちなみに前出のモンローズのセカンドなら7Kで買えます。
なお、2007年の情報が入ってきましたが、あまりよくない年のようです。雹が降ったのが
決定的だったそうです。これは再来年にリリースされますが05年に比べると大分、
お手ごろになると思います。が、50Kはつくのではないでしょうか。やっぱり買えない(T_T)。
あ、ちなみに
◎セカンド・ワインとは
定義としては、
1)樹齢の若い木から造られる(複雑さに乏しい)
2)瓶詰めの段階で、格付けシャトーの名に値しないと判断されたワイン

◎セカンドにも基準がある!
セカンドワインは、造りに劣るものではなく、栽培から醸造まで、すべてシャトーのものと同じ様に、
手間ひまかけて造られています。もちろん厳しい基準が設けられているので、そこをクリアしたワイン
だけがセカンドとしてリリースされているのです。その上、ファーストの比べ、早い時期から飲み頃
を迎えるため、早く楽しめます。
  
ちなみに数年前に私のバースディ・ヴィンテージのマルゴーを清水の舞台から飛び降りるつもりで
買いました。今は400Kだそうです。安いうちに買って、飲んで良かった^^;P1010276.jpg
  
もう一本は、グラン・エシュゾー59モメサンです(軽い自慢ですな^^)