猿の惑星

今日の話はかなりややこしいですよ^^
異文化コミュニケーションがいかに難しいかと言う、事例。
イー・モバイルのCMが急遽放送取り止めとなった。
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猿がふんする大統領候補が「チェンジ」と聴衆に呼びかけるCMを制作した
日本の携帯電話会社イー・モバイルに対して、CMの「猿」は米国初の黒人大統領を目指す民主党の
オバマ上院議員を連想させるパロディーで、「人種差別に当たる」という批判がブログを通じて相次ぎ、
同社がCM放送を取りやめたことが分かった。
(産経新聞)
CMは「新ケータイ候補 イー・モバイル」の文字とともに、スーツ姿の猿が演壇に立って
Change
というカードを持って声援を送る支持者に、携帯電話の変更を呼びかける内容。 
このニュースを読んだとき、「?」どんなCMだっけ?と、ぴんと来なかった。
上記の写真を見てようやく「あ~~、これかぁ」。YouTubeで検索をして日本語ではヒットせず。
「E-mobile」「CM」「Change」でようやくヒット。

私はこのCMからオバマ氏を連想する事はなかった
今日の主題はここからなのですが、
「グローバル社会と言われるが、意味の微妙なニュアンスの差」はなくならないということ。
「猿」に対するイメージが微妙に違う。
つい先日のブログに書いたウオークマンの猿。むしろある種の畏敬をも感じさせる。
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一方、「猿の惑星」を思い出す。この映画は監督のピエール・ブールが第二次対戦中に日本軍の捕虜
になり屈辱的な扱いを受けた事に深い影響があることは定説である。
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すなわち「猿」=「日本人と言う図式である。
CNNは「猿は歴史的に黒人を非人間と描くために使われてきたことを、国際的な人々は知るべきだ」
と報じている。

これも違和感。「Yellow Monkey 」とは日本人を差別する典型的なな言葉ではなかったのか?

黒人は「Pig」豚ではなかったのか?
ややこしいのだが、
イー・モバイルの「エリック・ガン」社長はCNNに、表現やインパクトの与え方など
「米大統領選からのアイデアのコピー」と認めたが、人種差別の意図はなかったと強調した。
つまりこのCMを作った会社の最高責任者が「ガイジン」だった。
英紙ガーディアンは
「猿は日本では崇拝されてイメージは日本の寺院や神社でよく見かけるが、イー・モバイルのCM起用は
外国人ブログ社会では感心されなかった」と指摘、日本企業の人種問題への鈍感さを皮肉った。

これも違和感。日本人が猿を崇拝?日光の東照宮の事(笑)?
そもそも人種差別なんてことを世界中に広げたのは誰なのだ?
人種差別が蔓延している社会は、人種差別に敏感だ
これに日本人は細心の注意が必要である。