まぐれ

「まぐれ」
ナシーム・タレブ『まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか』ダイヤモンド社
著者はレバノン生まれで現在、トレーダーであると同時に「不確実性」の研究で教鞭にも立つ。
アマゾンの書評を引用します
投資は運か実力か?
人はどうして、投資で儲かると自分の実力だと思い込み、損をすると運が悪かったと思うのか?
トレーダーとしての20年以上にわたる経験と、数学、行動経済学、脳科学、古典文学、哲学等
への深い知識と鋭い洞察をもとに、金融市場や日常生活において偶然や運が果たしている隠れた役割と、
人間の思考と感情との知られざる関係を鮮やかに描き出す最高の知的読み物!
面白い!
経済学では「株式市場の情報は全て株化に織り込まれているので市場に勝つことは出来ない」。
だとしたら、天才ディーラーが現れるのはなぜか?
タレブは、それはただの「まぐれ」だという。そういう天才投資家をつくるのは簡単だ。
架空のファンドマネジャー1万人をコンピュータの中につくり、最初の年に半分が1万ドルもうけ
半分が1万ドル損をして退出する・・・というシミュレーションを繰り返すと、5年目には313人が
5年連続で合計5万ドルもうける。
でもメディアはこの313人を賞賛し、その投資術がベストセラーになるかも知れない。
こう言う錯覚を「生存バイアス」と呼ぶらしい。負けた9687人の人々が目に入らないため
まぐれ当たりの成功者の結果論がもてはやされることになる。
10年ほど前、「金融工学」を使えば確実にもうかると信じ、ノーベル賞受賞者を
擁したファンド、LTCMは莫大な資金を集めたが、世界的な金融危機で破綻した。
普通の確率論では、この暴落の幅は「標準偏差の10倍」で、数百億年に1回しか起こらないはずだった。
それは市場の出来事が正規分布に従うと仮定しているからだが、実際の相場の動きは正規分布とはほど遠い。 
考えて見れば今回のサブプライムも同じ。「金融工学」上では住宅価格がこれほど下落するとは
全く予測しなかった。その予測に従い、高い格付けをつけ、世界中の金融機関が争って買い。
そして住宅価格は下落に転じた。誰も予想はしなかったけれど必然だったのだ。
筆者は相場のことばかり出なく、むしろ、人生においても同じだよ、
一回しかない人生はサンプル「1」のかけみたいなもの。勝利の方程式なんかないし、
自分が今あるのは様々な偶然(まぐれ)の結果なんだよ、と説く。
思いあたるよね。
だって、僕だってあの「会社」に入らないと言う選択もありえたわけで。もし違う道を選択して
いたとしたら、今のかみさんとも出会っていないわけで。そうすると息子も、家も、職業も・・・
翻訳と言うこともあり、決して読みやすい本ではなく、確率論の素養がない私にとっては
ときに難解な文章も多かった。が、読了感はとてもさわやか。そうか、そう考えればいいのか。
って、あまりに安易?(笑)

落としどころ

う~~~ん。福田さんよく決断したなぁ。
09年度からの道路特定財源の一般財源化。
当然、自民党内からは大ブーイング。それはそうでしょう。
自民党の命綱と思っている人が一杯いるのだから。
相変わらずの根回し不足。でも、一国の指導者はこれくらいの権限を
持つべきだと思います。実際に実行する力は現首相では難しいと
思いますが。
で、民主党ですが、現実的な判断としてここで手を打つべきじゃない
でしょうか。
ガソリンの暫定税率にしても4月に衆議院で再可決されれば元通り。
4月に世の中を混乱させたという事実だけが残ります。
私は実は「道路特定財源の一般財源化」ここが民主党が狙っている
落としどころだと思っていました。これ物凄い大進歩ですよ。
あの小泉さんだって出来なかった。(安部さんに関しては言いたくもない)
政治は新年と妥協の狭間を行き来するもの。今回の民主党の戦いは
「一般財源化」で十分に功績があった、と私は思う。
日銀の件に関しても実は総裁じゃなくてもうまく動く、と言うことが
証明されている。こと金融に関しては日本は世界からはどうでもいいと
思われていることが図らずも証明されてしまった(T_T)。
だいたい、ほとんどゼロ金利を取っている国の総裁にやれることは
あんまり多くない・・・・・
いやしくも総理大臣の発案ですから自民党も無碍には出来ないでしょう。
民主党も総理大臣を人質にとって日本の予算革命にまい進すれば良い。
今の民主党は自民党以上のダッチロールに見える。小沢さんもこれで駄目なら
党首を止めるくらいの覚悟で少々の党内の反対なんかぶち破って欲しい。
以上^^;

ウギャー、時間がない

今日は朝からばたばた、外出先からついさっき戻りました。
現在時刻21:30分。これからも報告書のチェックやらなんやらあるので
今日の更新は難しい。
昨日草稿と思って書きかけていた、メジャーリーグ開幕戦でお茶を濁します。
m(_ _)m。
では仕事に戻ります。
メジャーのテンポ
メジャーリーグのレッドソックス VS アスレチックスの開幕戦を二戦見た。
松坂に関しては「頑固なメジャーな100球ルール(暗黙)」に邪魔をされて完全に消化不足。
4回、5回のピッチングを見ればその先の投球は予測できたはず。まぁ5000万ドルもかけて
取ってきたピッチャーを壊したら、その先メジャーで監督の行き所はないでしょうね。
松坂7回、岡島、バペルポン、を取り入れたらきっと、うまく行く。
松坂に関しては「メジャー・ルール」に対応することが全て。昨日を見る限りでは
昨年から進歩は見えなかった。15勝するだろうけど、やっぱり二桁は負けますね。
岡島は「おいしい」ゲームでしたね。但し見る限りは危なっかしいボールが多い。
昨年ほどの活躍は難しいと見た。
それにしても延長10回を見ても、楽しい、飽きない。
テンポがいいのである。全球見たとは言えないが、私が見た限り「牽制球」が
一球もなかった。走れないチーム同士の戦いだから、といえばそれまでだが、
俊足のランナーが出るたびに執拗にけん制をする日本のプロ野球は退屈である。
正しいことが楽しいとは限らない。
それにしても、昨日何が腹が立ったかと言うと、日本テレビの中継である。
なんともっとも盛り上がったところで中継終了。毎度おなじみ「後はスポーツニュースで」
人を馬鹿にしている。私はケーブルテレビを見ているので、続きはかろうじて見れたが
視聴者を全く考えない編成と言うものに何の反省もない。
見るもののことを考えない、監督・コーチと中継。日本の野球の将来は暗い。
ま、私は熱狂的な巨人ファンなので見るでしょうが、それにしてもケーブルテレビの
+αがあればこそ。21:00に中継終了なんて言う野球中継は絶対に見ません。
後、ついでに、「下らない芸能人ゲストコメンテーターを止めて」私は野球が見たいのだ。
だから、わたしはバレーボールを一切見ない。ただでさえ弱いのだから中継くらい
まともにしろ、と言いたい。
(こういうところではNHKは評価高いよなぁ)
ま、スポンサーがいない(と、思い込んでいる)気楽さはあるけど。

拝啓、朝日新聞殿

朝日新聞に申し上げます。
3月31日(月)の紙面から文字のサイズが変更になる
まぁ、高齢者が多い世の中の動きに配慮しているのかな、と感じる。
が、
ちょっとおかしい。
紙面引用
朝日新聞が3月31日から生まれ変わります。文字は大きく、情報もたっぷり
目にやさしく、すっきりと、
1ページは15段から12段に。これは57年ぶりの改革です。多くの面が、二つ折り
にしても読みやすくなります。新しくなった朝日新聞を、春風とともにお届けします。
今回の改革では、文字を大きくするとともに、1行の文字数を11字から13字にします。現在の文字は横長の
扁平文字で、縦の長さが横の77%ですが、新しい文字は、幅を変えず縦(天地)を7%以上大きくし、正方形
に近づけました。
ちょっと待て^^;。
(旧)15段×11文字=165文字(列の記載がないので現在と同じとします)
(新)12段×13文字=156文字(同上)
文字数が9文字、5.45%も減っている。単純比較では情報量は5.5%減である。
引用
これからも情報をたっぷりお届けするため、書き方や紙面作りを工夫してまいります。
全く具体的でない。しかも今まではそう言う工夫をしなかったとも読める(屁理屈)^^
しかも情報量の単価計算をすると実質値上げではないか!
いろんな業界が値上げをするときには大騒ぎするくせに自分たちの購読料の値上げはあっさりと、
と、これまで苦々しく思っていたのだが、今回の実質値上げは「偽装」に近い。

しかも調べるとなんと「読売新聞」も全く同じ日からも字の大きさを変える。
これって単なる偶然?談合とまでは言わなくても、なんかきな臭い。
でも読売新聞の方はまだまし、
記事引用
1ページに入る文字数は減ることになりますが、簡潔で明瞭な文章をこれまで以上に心がけ、
レイアウトや見出しにも工夫を凝らしますので、情報が減ることはありません。

文字数が減るのを認めたうえであまり具体的とは言えないが「手は打つ」ことは明言。
私は例の社主の関係で読み売り新聞は大嫌いだったが、ことこの問題に関しては
朝日新聞を子供の頃から読んでいる私としては、
朝日のやり方のせこさに、がっかり。読売の方がまだまし。
最近は特に新聞記事が前の日にネットで見た、という「既視感」が強い。
若い人ほど、新聞を読まなくなっていると言う危機感はあるのか?
ちょっと書ききれないので、次回のNewsLetterのテーマにします。
今日のところは、このくらいにしといたろ^^;。

やっぱトヨタ?

トヨタの超小型自動車 iQ の08年の発売が決まったらしい。
20080324-00000000-jct-bus_all-thum-000[1]

全長が3メートル以内、というヴィッツ超える小ささである。
外見は2シーターのように見えるが大人3人と子供1人が定員。
実質的には、大人二人に買い物バッグと言うところかな。
なんと言っても売りは「30キロ」を超える超低燃費。プリウスを超える。
images[16]

最近は都会でも二台目の軽自動車と言うのが主流。
しかし、あれは個人的には許せんのよ^^;。
660ccのエンジンにできるだけ大きい室内空間。みんな同じ
黄色のナンバープレートも許せん。差別語ですが、いい大人が乗っちゃいかん!(笑)。
↑すみません「黄色いナンバープレート」って書いてあります。見にくいね^^
「iQ」デザインがいい。しかもエンジンはリッターを積むらしい。
パッソやヴィッツよりもお高いらしい。でも、
ちょっとテニスに行ったり、ちょっとお買い物、本屋へ。シーンが見える。
これどなたのデザインかは分からないのですが、日本人じゃないような気がする。
ちょっと話はずれるが、先日本屋で思わず手に取り買ってしまった雑誌がある。
「Real Design」
そのまんま(笑)。images[27]

これが車の特集をやっていて実にいい。
だが、なんと言ってもいいのは
ホンダのプライベートジェット「HondaJet」。ネーミングはもうちょっと
何とかならんのかと言う感じはあるがとにかく格好良い。
7人が乗れてたったの365万ドル(笑)。images[26]

チャリンコの特集もある、こう言うチャリに乗るのが正しい大人なのだ。
150万と言うお値段はどうかと思うが^^;。images[27]

やはりデザインなのだよ。
「iQ」発売になったら、絶対に試乗にいく。買うかどうかは分からないが、
久しぶりに興味を持てる国産車が誕生したことはとてもうれしい。
ヨーロッパの町並みなんかにも合いそうだな
これって、タテにも駐車できない?(笑)。

誰のための道路工事?

久しぶりに日光に行って来ました。
道連れは昔のマーケティング協会のとある講座の受講生。
お久しぶりと言うことで企画をされましたが、まぁ宴会旅行です^^。
当然寒いだろうと予測をして厚いコートとマフラー持参だったのですが、
最高気温20℃、暖かいを通り越して「ちょっと暑い」。
花粉症である私にとっては「地雷原」に飛び込んでいくようなもの。
ガードはしっかりしましたが、夕食中に発作に襲われ、ティッシュを
あわてて買いにいく始末。
ところが、標高1400メートルの戦場ケ原へ行くと杉がない。
久しぶりに深呼吸を楽しみました。移住をするならここか沖縄だな(笑)。
しかし相変わらず東照宮は美しい。圧倒されますね。
これって多分昔の公共事業だったんでしょうね。
閑話休題
当日の宿は鬼怒川温泉の遥かに奥。静かなひたすら静かな夜でした。
満月の美しいこと。空気がきれいなせいでしょう。輪郭がはっきりして
月の表面のウサギが見事に浮かび上がる。普段どれだけ汚れた空気の
中で暮らしているかを実感しました。images[2]

で、帰りは違うルートを通って帰ったのですが、(やっと本題だ^^;)
なにもない川沿いに突如として、新築住宅の群れが、人目で高そう
と分かる、まるで住宅展示場に迷い込んだかのような一角がある。images[13]

(イメージ)(笑)。
なんじゃこれ?」
しばらくして分かりました。ダムを作っていたんです。つまり
そのダムを作るために土地を売った人達が多分、あてがわれた土地に
いっせいに家を新築したそうです。地元の人の話によると最高で一軒に
5億円の保証金が・・・・・・images[4]

しばらくすると異様なコンクリートの柱が、はい、バイパス道路を作って
いました。images[18]

「これかぁ~~~~」道路財源
こんな道路を作っていれば、そりゃ国の借金も増えるわ、と再認識。
3月末ですから日光市街に入ってもあちこちで道路工事が・・・
もっとも最近では「談合」「競争入札」がかなり徹底されてきたので
業者も「儲からない」工事が多くなって来ているそうです。
じゃ、誰のために作っているの?分かりました。
発注をするお役所のためです。もし財源がなくなったら今や困るのは
お役所。だって仕事がなくなってしまいます。情けない(T_T)。
この国を滅ぼすのは、役人・役所ですね。人口がどんどん増えて経済も
高度成長を死、若い労働者がたくさんいる時期には合っていたシステムだった。
今や経済は低成長、人口は減り、高齢者は急増する。こうした社会に「役所・役人」
と言うシステムがあっていないのです。役人はそれをよく分かっているから、
何とか自分の仕事を増やすのです。
本当に情けない
リーダーシップをとるべき政治家があの体たらく。この国の未来は大丈夫か?
政治家も勘違いしていますね。今や必要のない道路工事を地元住民が喜んで
いるわけではない。役人が自分のためにやっているんです。
ため息と共に帰京しました。images[11]

アーサー・C・クラークの死

3月19日 SF作家の巨匠  アーサー・C・クラークがコロンボで死去した。
「2001年宇宙の旅」の原作者と言えば多くの人が思い当たるはず。
実際には、映画の脚本をスタンリー・キューブリックと共同で書き下ろし
ていたと言うのが真実なのだが。いずれにしてもSF作家として最も名を
残していたと言う事実に変わりはないだろう。
彼は映画の中で、人工知能型コンピュータ「HAL」を登場させ、未来を予測した。
(「HAL」がIBMのもじりであったと言うのは有力な説、一文字ずつアルファベットをずらすと
 HAL→IBMとなる)
現実は超巨大コンピュータが支配する世の中は実現せず、無数のコンピュータが
ネットワークを張り巡らせるインターネットがその座に着いた。インターネットとは
全員参加型の極めて人間らしい仕組みである。人工知能とは対極にあるような
モノが実現したわけだが、それによってクラークの価値が下がるものではない。
彼は、まさに今宇宙で実験室を作業中の「きぼう=宇宙ステーション」を予言したばかりでなく、
現在の地球規模での気候変動も多くの作品の中で示唆している。
「2001年宇宙の旅」の中でも「スター・チャイルド」になって地球を離れる主人公の姿が
描かれているが、彼の著書には「地球を脱出」する人類が複数回登場する。
温暖化によって地球にいられなくなった人類が地球を捨てて宇宙への旅に出る。
これだけは当たってほしくない「予言」である。
個人的にはほとんどの作品を繰り返し読んだ数少ない小説家であるだけに少なからず
ショックを受けた。今日は早く家に帰ってDVDでも見よう。何度見てもいい映画である。
合掌。

なんで「三越」?

ニューヨークのクリスティズに出品されていた
「運慶」のモノと思われる仏像が、オークションで12億円の値が
ついたそうです。images[8]
(これはイメージね)^^
買主は三越
ちょっと記事を転載します。
運慶は鎌倉初期を代表する仏師で、東大寺南大門の仁王像をはじめ、作品の多くが
国宝か重要文化財に指定されている。文化財保護法によれば、指定文化財の国外へ
の持ち出しには文化庁長官の許可が必要だが、この仏像は確認から日が浅いことも
あり、こうした指定を受けていなかった。運慶の作品が国外で取引されるのは初めてで、
海外流出の恐れが取りざたされていた。
 落札された仏像はヒノキ製で、高さ66.1センチ。割矧造(わりはぎづくり)と
呼ばれる手法で制作されており、表面は金で彩色されている。作風などから運慶が
鎌倉初期の1190年代に手掛けた作品とみられる。現在の所有者が2000年に北関東の
古美術商から入手したとされ、03年に東京国立博物館の調査で運慶作の可能性が高い
と判断された。
当初の落札価格の予想は二億円程度。
これを「三越」と米個人収集家の一騎打ちのうちに12億円と言うとんでもない
価格になったそうです。
「運慶」と言えばその作品のほとんどが国宝か重要文化財。とりあえず海外流出
は防げた、と言えば言える。
それにしても12億円は
「日本の美術品として過去最高値」「仏像としても世界最高値」だそうです。
それにしてもなぜ「三越」???
自社のシンボル・モニュメントにする気でしょうか?
しかし、「宗教」のシンボルを「商売」に使うことは許されるのか
三越のお客様でも「キリスト教」や「回教」の信者の人はいますよね?
よく分からない^^;
それとも顧客の誰かから依頼されたのでしょうか?それにしても「三越」が
名前貸しをするメリットは?
もう一つの可能性は、文化事業の一貫として行い、購入後は
日本中の美術館に貸し出しを行うというもの。これであれば海外流出を阻んだ
という功績で三越の株が多少上がる、と言う可能性はある。
しかし12億円。
財務諸表を見ると2006年度決算の純利益は約130億円。買おうと思えば買えるか。
一方長短の有利子負債は約4000億円(低金利だから助かっている会社の一つですね)
う~~ん。やっぱり不思議だ????
ホームページを見ると「美術部100年」とうたっており芸術援助活動には熱心な様子。
早く三越の弁が聞いてみたい。

素敵な人

今日通勤途上で素敵な人を見かけました。
路地から出てきた自転車が、突然止まりました。
と、落ちていた「タバコのパッケージ」を「ひょい」と拾い上げて、
自転車のかごに入れて、何事もなかったかのように走り去って
行きました。
ちょっと、びっくりしました。
「あまりのさりげなさ」に。
こう言う人を人格者って言うのだな、と、納得しました。
おかげでちょっと沈みがちだった気分がすっきり。
いつかああいう風に振舞える人になりたい。
ちなみに60歳過ぎくらいの男性。現場で働く人の服装でした。
それだけ^^
で昨日の続きですが、上記の方を見ていたら書くのがちょっと嫌になったけど(笑)、
まとめます。
パチンコ業界は30兆円規模の売り上げを2005年までは維持をしていた。
「高い射幸性」× 「ヘビーユーザーの一人当たりの使うお金の多さ」で
市場規模が守られていた。
しかしその高い「射幸性」に対して規制がかかったところで、ヘビーユーザ
の売り上げが上がらず、業界全体の売り上げが落ちた。
ほぼ同時期に「貸し金業の法改正」が行われ、一人に貸すことの出来る金額が
大幅に少なくなった。そのため、ヘビーユーザーは軍資金を失い、ますます
パチンコ離れが加速した。
パチンコ業界が不況になると困るのは「パチンコの台のメーカー」→CMを
増やして何とかパチンコに人を戻そうとしている。
と、言うことになると思います。
「貸し金業規制法の改正」はパチンコ業界に限らず他の業界でも影響が出て
います。
質屋のブランドバックが売れない、美容整形・エステは売り上げ不振、
英会話学校でもここ二ヶ月生徒の募集環境が急速に悪化している。等の
現象も現れています。もちろん他のギャンブルも同じです。(宝くじ
は確認できませんでした)
無駄(と、言い切れるのかどうか)な出費が減って結構なことではないか。
と言う議論もありえる。しかし、「無駄」がどんどん減ってしまっては
世の中が面白くならない。何を楽しみに生きるのだ(私はばくちはやりませんが
おいしいワインはいつでも飲みたい)。
少しゆり戻しもあったようですが「円高不況の再現」も現実味を帯びてきました。
これを書いている段階では一ドル、96円の後半です。まだまだ、欧米の損金は
で切っていないでしょう。おそらく今後のマーケットは90円を目指すのでは
ないでしょうか。
結論
昨年の9月から分かっていたことではありますが、21世紀の大不況が始まりました。
サブプライムだけではなく、優良な債権さえ「疑心暗鬼」の中で大幅に値を安く
しています。キーワードは資本の収縮。今のアメリカは日本のバブル崩壊の時期と
そっくりです。

パチンコ不況の必然性

パチンコ業界が大不況らしい、と言うのは最近の新聞記事などで見かけます。
え?最近あんなに盛んにCMが入っているのに?images[12]

すぐに分かりました^^;。あれはパチンコ台のメーカーのCMでした。
土曜日に格闘技の番組を見ていたのですが、同じパチンコのCMを
20回は見せられ大変に不快でした。
私自身はパチンコはやりませんが調べて見ました。
まず売り上げ(いわゆるパチンコ屋さんの
1995年 30兆9020億円(!)←これ、目を疑いました。こんなに凄いんだ!
2005年 28兆7490億円   確かに減っていますね。
パチンコ人口
1995年 2900万人
2005年 1710万人(!) なんとなんと4割減
と言うことは一人当たりの使いこみ額(笑)は
1995年 107万円
2005年 168万円
 
これすごいですね、なんと一人当たりの使いこみ額は
約60%アップ!!!!
一人当たりの使いこみ額は急増!
実はこれが社会問題になった「パチンコ依存症」の正体でした。フィーバー機
と言われる高リターン性のパチスロ台の登場でした。
しかし、こんなに使っているんだ・・・・唖然
もちろんこの中からリターンが支払われるのですが、あまりの数字にびっくりでした。
この事態を打開するために
警察庁は「射幸性の高い台」を制限し、
業界としては2007年9月までに射幸性の低い台へ転換を余儀なくされました。
もともと「高リターン」を好むファンは離れて行った、と言うのが一つの仮説です。
これに追い討ちをかけたのが、一見あまり直接の関係がなさそうなのですが、
貸し金業法の改正」でした。
借手が多重債務に陥るのを防ぐため、年収の3分の1を超す金額を貸し付けることが原則禁止になりました。   
 高額な投資で一攫千金を狙う射幸性の高いパチンコ、パチスロ機の愛好者の中のかなりの人間が、
消費者金融から軍資金を調達していたようなのです。
もともと自己破産者の1/4は「パチンコなどの遊興費」がおもな理由でした。
つまりヘビーユーザーの資金源が枯渇したのです。
パチンコで家庭をぶち壊す人が減るのだとしたら結構な話なのですが、世の中の景気に直結する
消費に影響がでるのは困ります。確かに昨年から消費者金融各社の貸出残高は20%程度減って
います。信用力のない人への貸し出しを止めたり、新規の申込者の50%を審査で断っています。
実際にどうなのか、私の住む「馬橋」駅東口にも2軒のパチンコ屋さんがあります。時々、
トイレを借りに(最近凄くきれいになっています)入っていました。最近はあまり行っていなかった
のですが、びっくりしました。
本当にウソのように人がいない。男性ばかりでしかも中高年ばかりである。
何より店員の数が減っている
これは不況はウソじゃない。半端ではないのだと感じた。
(この後は明日に続く)^^;。

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